こんにちは、Fプロジェクト監督の藤元ジョージです。

またまた、Fプロジェクト期待の若手エース!男優、氷崎健人さんからの作品レビュー頂きました!。

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「女だって無性に擦りたくなる夜もある お局OLの失恋」編

美咲菜々子01美咲菜々子さん。「 院内性乱脈 患者には見せぬ、医者と看護婦のいやらしい裏の顔 」で一度共演させて
いただきました。休憩中も熱心に台本に目を通していて台詞も完璧に覚えていたのが印象に残っています。
スーツの似合う、大人の女性。美咲菜々子さん。今回の役どころは、妻子持ちの男に振られてその失恋の気持ちをもって帰ってきた疲れOL。不倫相手は染島貢さん演じる鈴木京介。
アパートに帰るなり誰もいない部屋に向かって、「ただいま」むなしい声が部屋に響き渡る。
一人暮らしの女性の孤独な行動である。

 わりなくも寝てもさめても恋しきか心をいづちやらば忘れん古今和歌集にある失恋の唄である。現代語に訳すると、どうしようもなく、寝ても覚めてもあの人が恋しいなあ。
この心をどこへやったら、あの人の事を忘れるのだろうか。まさにこのときの美咲さんの心境である。

 冷蔵庫のビールで口を潤して雑誌を見ていると、過去の楽しかった不倫相手との思い出が蘇る。誕生日の前に花束を持ってきてくれた不倫相手。ベットに腰かけると彼女の表情が曇った。不倫相手に対して「私と会うときは指輪をしないっていう約束じゃない」怜悧な大人の女の意見である。題名にあるお局OLにピッタリの台詞。「花束もらってもこれじゃ台無しよ」彼女は続ける。大人の女性の男を独占したい欲の台詞。若い男には対応できない。少女には絶対に言えない、雰囲気のあるやりとりである。
 彼女に謝る不倫相手を受け入れ、激しい接吻が始まる。若者のようなあせりがない落ちついたそして
密着感のある大人の接吻。舌先がスローにそして重くお互いの唾液をなめつくす。
音が脳裏にひびきそして抱き合う体が熱を発する。上から不倫相手の舌が彼女を嘗め回す。それに抗うように
彼女も男の唇を吸い尽くす。まさに官能小説の接吻である。彼女の下着は白。独占欲は強いがどこか純なお局さん。
どこかに残っている幼い、そして激しい性欲を大人の女が表現する白い下着と卑猥な接吻。
 
 さて次に、思い出にふけっている彼女がとった行動は??椅子に座ったまま、自らを指先で慰める。
別れた彼に対する腹いせか?それとも自分に対するけじめか?激しく淫靡に彼女の指先は股間を
くすぐる。彼女の失恋を宿した悲しげな表情と激しい指先がマッチしてエロスを誘う。彼女が思い出だしている
美咲菜々子02不倫相手との抱擁が激しくなるにつれ、現在の彼女の指先の動きも激しさを増す。不倫相手の激しい腰つきにベットのシーツを必死につかんで感じている彼女。揺れる乳房が女の気持ちを訴えかけ、その表情はまるで私はあなたをイカせるために抱かれているのよ。そう言わんばかりの激しい絡み。そして彼女自ら昇天し、女の性を突き抜ける。思い出の世界が現実に語りかけた瞬間。ドアのチャイムがなった。

ドアを開けるとそこには不倫相手、鈴木京介の姿があった。もう一回やりなおしたいと言う彼。抵抗する彼女。
そこからまた激しい絡みが始まる。濃厚な接吻が部屋に飽和していく。接吻の最中、彼女が不倫相手のシャツを強くつかんでいる。彼女の男を欲する意思が充満する空気。男が彼女の乳房を激しく愛撫し、彼女の顔がそして首先が紅潮していく。乳房が激しく揺れ、感じ始めた彼女は「京介さん、好き。大好き」。お局さんの純な一面である。この作品を通じて美咲奈々子さんの演じるお局さんの大人の欲と少女の純な二面性はドラマ全体にアクセントをもたらして、非常に見ごたえがあると思います。事がすべて終わり彼女を待っていたのは??
 この作品のテーマは夢です。エンディングは安大吉さんも登場して大人のドラマの最後が待っています。まだご覧になっていない方は是非ご覧いただければと思います。

 古今和歌集にある夢の唄
 わびぬればしひて忘れんと思へども夢といふ物ぞ人頼めなる
 現代語に訳すると、恋に苦しんで、無理やりに恋人を忘れようと思うけれども、夢というものが
人をあてにさせるのだなあ。

「夢」それは、今も昔も不可能なものを可能にしてくれる人間にとって便利なもの。そして夢を追い続けるのが人間の定め?夜空に一番星を見つけるように。

 藤元監督。今から15年後。僕が大人の不倫相手を演じられる年齢になった時、上記のシナリオで僕を使っていただけますか?「女だって無性に擦りたくなる夜もある 2027年度版」こんな夢はいかがでしょうか??



「失恋 自慰女の淫らな性癖」編

市松さゆり01都会の喫茶店でなにやら話あってる男女。女優は市松さゆりさん。大きな瞳が魅力の演技派の女優さん。
男優は彼女の会社の上司役で部長を演じる小沢とおるさん。この二人は一年半ほど、不倫関係にあったが部長に子供ができたために男のほうから別れ話をもちかけた。喫茶店での会話は別れたい部長と別れたくない彼女のやりとりである。市松さゆりさん、スーツ姿がよく似合って、上目遣いに部長を見上げる表情は非常に鮮烈で目力がある女性。意思が強く、不倫とは言え、部長を本気で愛した純な女性を好演されています。横からの映像で確認できますが、小沢さんと比べて市松さんはかなり小柄な方なんですが、声や表情の凄みからか非常にオーラがあって大きい存在として映像にあらわれています。彼女の女優魂と藤元監督の演出が重なって完全に男優さんを飲み込んで圧倒している。もう一度私を抱いて、諦めがつかないの。
彼女の右の瞳から一滴の涙が垂れる。迫真の演技である。そして彼女がとった行動は、昼間の喫茶店で右足を伸ばし、部長の股間にあてがい、そのまま足の運動を会話にかさねて懇願するというもの。まさにとっぴょうしもない行動である。
この時の彼女の表情はまさに男を飲み込むもの。オープニングだけで彼女の勝利である。
 さてもう一度抱いてと懇願した彼女が部長を連れてきたのは、ホテルPARIS。Fプロジェクトにぴったりのローケーションである。そこで彼女が言ったのは「今まで言い出せなかった私の性癖。満足させてくださいね」熱いそして、激しい接吻。彼女が背伸びをしてもさらに高い位置にある部長の舌先をまるで捏ねるようになめていく。重なり合う舌先と飛び散った唾液がさらに熱を含んだ情事をつくりだす。やはり彼女の勝ちである。まるで負けたくないと言わんばかりの激しい接吻が女の意地となり、男の存在を矮小化させる。
接吻の最中に男を見つめる彼女の表情と、首に回す手の動き。どれをとってもまさに抱かれたい、そして男にとって抱きたい女の典型である。大きい体の部長をベットに押し倒し、服を脱がせ女の本能のまま、欲をシーツに塗りつけるように彼女の攻撃が続いていく。女が性の虜になって男を噛み砕く。衝動的なエロスの体現である。自ら服を脱いだ彼女の下着は黒。寡黙そうな女性が男を襲う際にはもってこいである。
市松さゆり02最後までこの黒い下着がこの絡みの醍醐味でありメインになっている。白いベットを、部長の白い下着をまるで見下ろすような彼女の黒の下着。劇的に、刹那的に男を求める彼女の意思がこの黒の下着のような気がした。部長を四つんばいにして、ネクタイで手を縛り、彼女がとった行動は、長い舌先に微妙な笑顔をして、黒い性欲を部長のアナルに入れること。やっぱり彼女は強い、プライドの塊の部長を嘲るように黒い性欲が部長の体を支配していく。マグマのような彼女のエロスが男のなにもかもを圧倒した瞬間である。
彼女の終始、部長を攻め続ける表情からは、この不倫関係を終わりにしたい決意と自分自身に対するけじめが垣間見える。コンドームを自らの指にはめ、部長のアナルに突き刺す彼女。女のエロスを恍惚に変えた彼女の意地かな?黒い下着姿の彼女が部長を見下すように見つめる。勝ち誇ったかのように見つめる。恥じらいをとおりこした女のエロスがそこには間違いなくある。立ち上がった彼女は自ら、そのエロスの根源である黒い下着を脱ぎ始める。ブラジャーを残し、下だけをゆっくり脱ぎ始める。部長からはけっして目を離さずに脱ぎ始める。まだ終わりのゴングは鳴っていないが、勝負あった瞬間である。黒の下着を脱いだ彼女は裸体の女。マシンではない、血のかよった色白の華奢な女。しかし男の肉棒をも噛み砕く裸体をもつ女。
男の肉棒を足で踏みつけ、淫靡な目で男を蹴散らす。この喧嘩はやっぱり彼女の勝ちである。
強烈すぎるくらいの、求めすぎるくらい女のエロスを前面に出した官能ドラマ。市松さゆりさんの魅力が満載の作品だと思います。火事場の女力を実際目の当たりにしたような、女性主導の市松さん主導のセックスが楽しめる作品です。皆様是非ごらんくださいませ。ではでは失礼します

 
 氷崎健人


今回、氷崎健人さんがレビューを書いてくれた作品がコチラ!
女だって無性に擦りたくなる夜もある・・ 失恋ヤケ女のエロい肉体と止まらない欲求!
FPJS-068W